五つの視点

REFLECT

高次元

同じ、ひとつのものでも、低いところから見ると、 矛盾して見えることがある。 こっちから見れば、丸い。あっちから見れば、四角い。

丸いと言う人と、四角いと言う人が、争う。 どちらも、嘘はついていない。 ——ただ、低い次元から、一面だけを見ている。

では、次元を上げると、何が見えるか。

次元を、上げてみてほしい。

低い次元高い次元

こっちから見ると丸い。あっちから見ると四角い。——どっちが本当?

高い次元から見れば、それは一つの筒だった。 丸い面も、四角い面も、それを縁取る線も、たった一つの点も、 ぜんぶ、その中にある。高い次元は、低い次元を、排除しない。ぜんぶ含んでいる。次元がひとつ上がるたびに、矛盾は、ひとつに統べられていく。

あんたの中の、矛盾も。割り切れない苦しみも。 それは、低い次元で、一面ずつ見ているからだ。 一段、高いところから見れば、争う必要のない、ひとつのものになる。

そして、次元は、ひとつ上で終わりじゃない。 その上にも、さらに広く包み込む次元がある。 低い次元は、いつも、高い次元の中にある。真理には、次元の順序がある。

だから、今の自分の「正しさ」を、頂上だと思わないことだ。 それも、もう一段上から見れば、一面にすぎないかもしれない。 高い次元ほど、より多くを、ひとつに抱えている。

繋がっている点

  • 次元は、ひとつ上で終わりじゃない。三次元で説明が閉じても、それを包む理には、まだ先がある。

    三次元で、閉じるな
  • 潜る深さと、上がる次元。向きは逆でも、同じ一本の縦の話だ。底で掴んだ一点は、一段上から見れば、矛盾ごとひとつになる。

    海底モデル
  • ひとつの筒が、丸にも四角にも見える。ひとつの核が、九つの顔で現れる。同じ物理だ。

    九つの命題

あんたは今、どの次元から見ている?

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